長期優良住宅

「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に基づく制度です。

それまで一般住宅といえば「スクラップ&ビルド型」、つまり古くなった家は壊して新しく建て直す概念に基づいて建てられていました。

対して、長期優良住宅制度は「ストック型」、長期にわたって住み続けることができる家造りを普及させるために設けられたものです。

従来のスクラップ&ビルド型の家造りに対し、ストック型は住宅を長期にわたり使用することで、住宅を解体する際に発生する廃棄物の量を抑えることができ、環境対策にもなるというメリットがあります。

また、建て替えを繰り返すと、当然のことながらその都度、高額の建築費用が発生します。

ストック型の家造りでは、そうした費用も削減できます。

長期優良住宅の認定基準(9項目)

1. 劣化対策 2. 耐震性 3. 維持管理・更新の容易性 4. 省エネルギー性

5. 可変性 6. バリアフリー性 7. 居住環境 8. 住戸面積 9. 維持保全計画

*(長期優良住宅の省エネルギー性・可変性は共同住宅のみの基準)

1.~4.までの内容については住宅性能表示の劣化対策等級・耐震等級・維持管理等級対策・

省エネルギー対策等級を基準の一つとして取り入れています

優良住宅

<メリット>

「住宅ローン減税」「住宅取得等資金の非課税」の枠拡大。

<デメリット>

建築コストが上がることです。

これをデメリットとして考えるかは購入者、次第です。